台湾には、多くの日本企業が進出しています。その中でも飲食チェーンのお店はたくさん進出して現地の台湾人には人気です。今回の事例は、外食チェーンで現地採用として働く日本人の失踪について紹介します。
日系飲食チェーンで働くBさんは、日本でも人気の会に現地採用となり数年店舗で働いたのち、仕事が認められて数店舗を任されるスーパーバイザーとなり、毎日担当の店舗を回りながら忙しい日々を過ごしています。店舗では従業員の接客や料理の味のチェックなどを中心としていますが、悩みは従業員が日本人のように来店したお客への接客が不十分なことと、料理の味が一定でないことです。
そんな日が続く中、ある日を境に無断欠勤をしました。これまで無断欠勤など一度もなく勤務状態もよかったので、心配した上司はすぐにBさんに連絡するも応答はありません。
弊社への捜索依頼
Bさんが欠勤してから3日後にBさんの上司は弊社に捜索依頼に来ました。これまで真面目に勤務していただけに上司は心配していましたが、Bさんは台湾に来てすぐに働きだしたため地理には詳しくないので立ち寄りそうな場所を弊社に伝えました。
早速弊社はBさんの捜索を開始しましたが、なかなか見つけ出すことができません。そうしているうちに現地でコミュニティを形成するメンバーからBさんらしき人物が台中で保護したとの連絡を受けました。弊社と上司は台中に赴きBさんと面会しました。
Bさんが失踪した理由
Bさんは真面目な性格で自分の指導が台湾従業員に伝わらないことに悩んでいて、失踪してしまったようです。しかし、Bさんは台湾を気に入っていて、日本に戻ってしまうといつ入国できるか分からないため悩んでいるうちに出勤できなくなり、台中まで来てしまったようです。上司はBさんに焦らずじっくり仕事をすることを説明して、Bさんも仕事に戻ることになりました。
このように、外国で失踪した時に捜索は困難を極めますが、弊社は現地に強いネットワークを持っているので、どうぞご相談ください。
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