台湾は東南アジアの中では日本人から人気の国多くの人たちが訪れます。人気の理由は日本と同じような景観の街並みや漢字表記の分かりやすい言語、日本語を話せる現地の人たちも多く、日本人にも食べやすい中華料理などですが何といっても親日家が多いことです。そんな台湾は、東南アジアでは治安のよい国として知られているため旅行者も安心して訪れることができます。このように治安のよいと言われる台湾ですが犯罪は今後増えるのでしょうか。
台湾の犯罪の件数と種類
治安のよい台湾と言われますが、犯罪の発生率は日本の1.5倍と言われ、決して日本と同等と言うわけではありません。犯罪件数は台北市や新北市、高雄市などが多いですがこれは人口が多いため件数が上位に来るのは日本と同じです。
犯罪の種類としては、バイクや車の盗難、空き巣などが多く、その他にも強盗やひったくり、強制性交などがあります。しかし、この件数に含まれていないのが「違法薬物」で若い世代を中心として蔓延していることが大きな社会問題となっています。台湾ではネット販売やKTV、クラブなどで違法薬物が低価格で簡単に手に入ることが蔓延する原因になっています。その件数は、台北市を例にとると全体の犯罪件数の8割ほどを占めることになります。
台湾の今後の犯罪件数の推移
台湾は島国のため車やバイクを窃盗して他の国に売りさばくことや、都市間の人の移動もそれ程ないため空き巣などの犯罪件数が増えることは考えにくいですが、違法薬物は安易に手に入るため今後も増え続けていくことが予想されます。これは現地の人たちのモラルだけでなく、法律によって厳しく取り締まらない限り減らしていくのは難しい問題です。
このように台湾では違法薬物が簡単に手に入るため、日本人も台湾に旅行した際には安易な気持ちで手を出さないよう気をつけなければなりません。
このように台湾の犯罪件数は横ばいになる事が予想されますが、違法薬物については増える傾向にあります。
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