台湾のぼったくりタクシー

台灣調査事例

 

日本ではタクシーに乗る時は誰でもメーターを使用して料金精算をするのが当たり前ですが、海外ではメーターが付いていても料金が交渉性でとんでもない金額を請求される場合があります。今回は台湾に駐在するAさんが長距離タクシーに乗って高額な請求をされた事例をご紹介します。

帰宅に利用したタクシーの過剰請求

台北に事務所を持つ日本企業に駐在員として働くAさんは、仕事で郊外の取引先に出かけて、仕事が深夜まで及んだのでタクシーで帰ることにしました。タクシーは何度か利用していたため、おおよその金額も把握していました。暫く待つと一台のタクシーが来たので乗車して台北に向かいました。一時間ほどで自宅に到着して料金を確認すると、メーターが稼働してなく、運転手からは5倍以上の料金を請求させられました。Aさんはそんな法外な金額を払うつもりはなくクレームを言いましたが、運転手は応じることはなく払わないなら仲間を呼ぶと脅しをかけます。Aさんは恐怖を感じ運転手のいわれる料金を支払いましたが、業務上とは言え会社がこの金額を認めるとは思えません。

弊社への相談

困ったAさんは弊社に相談に来て事の次第を説明しました。弊社はAさんが過剰請求された料金を取り戻すためAさんが被害に遭ったタクシーの調査を開始しました。数あるタクシーから探し出すのは大変ですが、Aさんは支払った時の領収書とタクシーのナンバーを写真に収めていたので、現地の協力グループに連絡して協力を仰ぎました。

悪質運転手の発見

暫くすると協力グループからタクシーが発見できた情報が入り運転手の家も確認できました。早速弊社はAさんに報告して、Aさんを伴い運転手と面会をして料金の過剰請求の返還を求めると、タクシー運転手は応じて過剰の料金をAさんに返しました。

このように、海外ではタクシーのメーターを使わず過剰請求するトラブルが発生しています。このようなトラブルに遭遇した場合は地元に強固なネットワークを持つ弊社にご相談ください。

 

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