台湾の空港で観光客が遭遇するトラブル

台湾 治安事情

台湾には桃園国際空港、高雄国際空港、台中国際空港、台北松山空港の4つの国際空港があります。また、16の国内線空港があり、各主要都市間の路線が網羅され、長距離バスの様な感覚で普及しています。なお、台湾最大のゲートウェイ空港である、桃園国際空港では、年々利用が拡大し、駐機場不足による飛行機の機体と作業車との衝突事故が、しばしば起こっています。ここでは、観光客が台湾の空港で遭遇するトラブル事例について紹介します。

窃盗(ひったくり、スリ、置き引き等)

各国の空港では、スリや置き引き等に遭う被害が起こりがちですが、台湾の空港もその例外ではありません。空港のチェックインカウンターで手続きしている間に床に置いた荷物が置き引きされるケースなどはザラで、空港での手続の際は、荷物への注意が散漫となるため、特に注意が必要です。

また以前、台北松山空港内のエスカレーター上で、日本人旅行者が、背後から近づいてきた中国人二人組に、バッグの中から財布を抜き取られました。台湾は比較的安全な国といえるので、日本人観光客は気を緩めがちな傾向がありますが、日本人等の観光客を狙った中国人、ベトナム人などの窃盗グループの存在が確認されており、空港問わず、繁華街・観光スポット等でも注意が必要です。

空港での写真撮影に関わるトラブル

台湾で軍事施設の撮影は禁止ですが、一部空港は民・軍共用の空港となっており、原則写真撮影が禁止で罰則も設けられており、空港で写真撮影した日本人の拘束事例も過去にあります。台北松山空港、台中空港、馬公空港、花蓮空港、屏東空港などは軍事施設と併設されている空港で、写真撮影が制限されており、写真撮影を希望する場合、事前に制限の有無を確認しておく必要があります。また、花蓮空港から離陸する飛行機に搭乗中の邦人が、機内から飛行場の写真を撮影しようとしたところ、乗り合わせた軍人に制止され、警察に事情聴取された事例もあります。

台湾の現地事情は日本と異なる点が多いですが、台湾でトラブルに遭遇した際は、弊社に是非ご相談ください。

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