台湾の詐欺グループが日本やタイ、フィリピン、ケニアを拠点に中国等に向けた振り込み詐欺をしていた事件など、台湾の詐欺グループ暗躍のニュースをしばしば聞きます。インターネットの普及により、詐欺事件は組織化し、より複雑になっており、台湾政府は詐欺犯罪撲滅の為に様々な対応を行っています。台湾国内でも詐欺グループが、しばしば摘発されてますが、日本人が台湾国内で遭った詐欺は、どんな事例があるのでしょうか。
美容クリニックによる勧誘詐欺
日本人女子学生が、語学学校からの帰り道の途中で、若い台湾人女性2人に「服装が可愛いね」と声をかけらて、自然な振る舞いだった為、しばらく話をしていると、別の男性1人も合流してきて、急に話題が日本人女子学生の顎のニキビの話になり、近くに良い美容クリニックがあるからと紹介され、連れて行かれました。クリニックに到着した頃から疑い始めたところ、診察や色々な美容商品を勧められ、断り続けたも、結局商品を買わされてしまいました。後から調べるとマルチ商法で有名なクリニックで、騙して連れて行った客の消費額から何割かのマージンを貰えるシステムらしく、勧誘台湾人グループにお金も騙し取られた人が沢山いました。
電話による振り込み詐欺
台湾在住の日本人女性に「注文済みの服について、配送できないので取引をキャンセルしたいが、返金手続きの為に銀行名を教えてほしい。後程、銀行担当者から返金手続きについて電話がある」との内容で、ネット通販のカスタマーサービスと名乗る者から入電があり、よくネット通販を利用するので、あまり疑ずに銀行名を伝えたところ、銀行担当者と名乗る別人物から「返金手続きの為、今からATMに行って、着いたら架電してくれ」との内容で入電がありました。疑わしいので詳細をメールで連絡するよう伝えたところ、切電されました。一部始終を銀行に報告したところ、銀行からの発信履歴は無く、詐欺電話に間違いないとの回答があり、騙される前に事なきを得ました。
台湾では、詐欺事件が頻繁に起きてます。詐欺事件に巻き込まれてお困りの場合、是非弊社にご相談ください。
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