高雄は、台湾第3の都市で台湾南部の中心地です。年間を通して温暖で、見どころの多い観光場所でもあり、日本統治時代の施設が多く残っており、当時の日本のインフラ整備への貢献度合いを垣間見る事も出来ます。また、清の統治時代に貿易港が開発されて以降、貿易拠点となり、現在も世界十大国際港の一つに数えられ、世界有数のコンテナ取り扱い量を誇る港を擁してますが、高雄は日本企業のビジネスに適しているのでしょうか。
台湾で最も発達した工業都市
高雄は、日本統治時代に整備された港湾を中心に巨大コンビナートが形成されており、火力発電所・製油所・製鉄所・造船所などの台湾の大手工業の半数以上が集まってます。市内には、規模の小さい部品工場が多く、これらの工場で製造された部品が郊外にある工場に送られ組み立てられた後、港付近の大工場に運び込まれて製品化、港から出荷されるという流れが出来上がってます。また、1960年代の経済発展の為に、加工区に海外の原材料、中間製品を持ち込み、安い労働力で加工、生産した製品を海外に輸出する目的で、1966年に台湾初の経済特区として高雄に最初の輸出加工区が設置され、成果を上げ、現在も多くの日本企業が入居しています。
業種次第で高雄でのビジネスはメリットがある
台湾の産業の高度化を促進し、ハイテク産業を興す為に、世界各国からハイテク企産業を誘致したサイエンスパークは、1980年に新竹で設立され、台湾の経済発展とハイテク産業で世界的知名度を上げるのに貢献しましたが、台南サイエンスパークと高雄サイエンスパークからなる南部サイエンスパークも1996年に開設され、日本企業も進出してます。日本企業は高雄にとって最も重要な外資であり、現在もサイエンスパークへの日本企業の誘致が積極的に行われてます。高雄は多くの大学や専門学校がある為、人材が豊富であり、インフラ・物流拠点としての優位性もあり、業種にもよりますが、高雄でのビジネスは日本企業にメリットがあるでしょう。
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