台湾では国内アパレルブランドの収益が年々低下しており、外国ブランドの人気が高まっています。
日系アパレル企業も台湾でのマーケティングに力を入れたり、実店舗を新たにオープンするなど、未だに台湾を重要な市場と捉えています。
今回のご依頼は、中堅日系アパレル企業B社の台湾支社です。依頼者はB社の日本人支社長でした。弊社の調査により、台湾人の女性営業マネージャーの不正売り上げ報告による着服が発覚したという流れをお伝えします。
やり手台湾人女性マネージャーの採用
B社の台湾進出は5年前になり、台北を中心に自社ブランドの販売経路を拡大してきました。進出3年目に台湾支社の営業社員として、台湾人のSを迎え入れました。Sは、台湾現地アパレルメーカーのやり手営業マネージャでしたが、キャリアアップの為、B社に転職してきました。
Sは、前職で培ったネットワークを駆使し、入社後間もない内に大幅な販売数・売上アップを実現しました。シングルマザーで少しクセのある性格のSでしたが、部下からの評判もすこぶる良く、仕事ぶりも周囲の誰もが納得せざるを得ない程、有能でした。しかしある日、依頼者様である日本人支社長の耳に、Sが前職を辞めた理由は、取引先との癒着が原因であるとの黒い噂が耳に入ってきました。
取引先との癒着・不正報告
噂を聞いた依頼者様は、少し前からS女史から上がってくる売り上げ報告内容にも不審な点があった為、弊社に調査を依頼してきました。弊社が、Sの前職場や販売先の関係者に聞き込み・調査した結果、Sが販売先の担当者と癒着し、不当な値引き価格で販売を行い、販売先の担当者から、多額のキックバックを受け取っていた事が判明しました。
この一連の流れを調査報告書にまとめ、依頼者様に提出させていただきました。大きな赤字になるまでの被害を被ってなかった為、会社の総合的な判断により、Sは解雇されるだけの処分となりました。
海外支社の管理は困難な点が多いですが、台湾でのビジネスでお困りの際は、ノウハウがある弊社に是非ご相談ください。
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